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Joe Okuda / ジョー奥田さんによる『シチヌウムイデ』アルバムレビューが到着!

先日、マッキーこと、 宮良 牧子 (Makico Miyara)さんから彼女のニューアルバム、『シチヌウムイデ』を手渡された。

早速、1曲目をプレイし始めて、僕の期待は優しく軽やかにかわされてしまう。今までのマッキーとは全く違う顔。軽やかで爽やかなボサノバタッチのトラックに乗せたマッキーの歌声は、風のようにふわりと流れていく。

オケはあくまでアコースティックなイメージが貫かれ、ピアノトリオを基本としたサウンドは、時にはジャズの香りを漂わせる。かと思えば、今までのサウンドを彷彿させる生ギターのシンプルなサウンドの上に、軽やかな歌声が漂っていたりする。

今までの僕のマッキーに対するイメージは、重厚さ、量感、思いの深さ、強さ、等などのキーワードで表現される世界観だったように思うが、このアルバムでは、より軽く、より爽やかなイメージとなっている。その軽やかさの中には依然、マッキーならではの深さがあるのだが、その表現方法が今までとは比べ物にならないほどの多様さを見せていた。

しばらく聞かないうちに、ミュージシャンとして大きく大きく成長された様子が見事だった。知らないうちに、スタスタと遠くに歩いていってしまう背中を追いつつ、置いていかれないように僕も頑張らないと思わされた。 今までのマッキーのファンも、彼女のことを知らなかった人も、きっと虜にするほどの魅力に溢れた素晴らしい作品です。 自然音録音家・音楽プロデューサ・音響空間プロデューサ

Joe Okuda / ジョー奥田 (http://www.joeokuda.com/)

自然音録音家・音楽プロデューサ・音響空間プロデューサ。

バイノーラルマイクとDSDレコーダーで、世界各地の自然音を録音する。その素材を元に、音楽制作で培った編集でストーリー性豊かな世界をクリエイトする。1980年に大阪歯科大学卒業後、ロサンゼルスに渡り音楽活動を開始する。1991年にはサザンオールスターズのカバーアルバムをソニーレコードより発売し、25万枚のセールスを記録。フィリップ・ベイリー(EW&F)、レオン・ラッセル、ロバータ・フラック、ピーボ・ブライソンなど、著名アーティストのプロデュースを行い、1998年から自然音楽家として活動開始する。現在、活動拠点を東京からハワイ州ハワイ島に移し、ボルケーノヴィレッジに移住。自宅には水道が来ていない代わりに、雨水を再利用したシステムを作っている。失われてゆく自然環境の実態に警鐘を鳴らし、そのことに無関心になっている人の心にさらなる危機感を持つ。時代の「目撃者」として、残された美しい自然を音の記録として、七代先の世代へと伝えてゆくことをライフワークとする。

(ブックレットCD/ハイレゾ配信)

ーそれは、ハワイ島・ボルケーノの森 いつもの1日ー ハワイ在住の自然録音家でアーティストのジョー奥田が、ハワイ島ボルケーノの森でバイノーラル方式により立体定位を実現した24時間の森のサウンドです。映像で多く利用されるタイムラプス手法をサウンドにおいて実現し、24時間を1時間にまとめた「森の24時間模型」とも呼べる作品。

まるでその場にいるようなサウンド。。

ボルケーノの森の息遣いに心癒されること間違いなしの一枚です。

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